ここから本文開始

2008年12月15日

出来るところから?WCAG2.0ガイドライン

昨日、本日とWebアクセシビリティ関連MLや関係者のBlog等で、

「WCAG2.0がウェブの標準仕様を定める団体W3C(ワールドワイドウェブコンソーシアム)が、Webコンテンツのアクセシビリティに関するガイドライン「WCAG(Web Content Acesibility Guideline)」のバージョン2.0を12月11日にW3C勧告として発表しました。」と、かなり流れてきています。

まだ、和訳はないうえ、かなりのボリュームなのでしっかりと見てはいませんが、特に私が気になってるのは、最近Web上ではやたら動画等動的なものが多くなっています。

つまり、静的なコンテンツへのアクセシビリティ確保は、JIS X8341-3の広まりなどもあり、対応できるようなノウハウがある程度蓄積され実行にも移されつつありますが、これからは、動的なコンテンツへの対応がとても重要になってきそうだ!ということです。

例えば、映像にキャプションをつける、また操作がキーだけでも可能であるなどいうことが結構大変だな〜と・・。

先日、当会でもユーザーが本当に必要としているアクセシビリティを知ってもらうために「ユーザー視点のWebサイトづくり。音声読み上げで検証するサイト構築」というDVDを製作し発売しましたが、その際にも聴覚障害者への情報保障を考え、かなり会員らと苦労し、キャプションをつける経験をしたばかりであるので、とても気にかかる部分でもあります。

海外では、情報メディアのアクセシビリティを研究する財団
(参考:CPB/WGBHアクセシブルメディアセンター(NCAM)は、メーカーや連邦政府、研究諸機関と協力し、障害者や、少数言語の利用者、識字能力の低い人たちなどが、各種のメディアを利用できることを目的として活動している研究開発機関)

があったりし、そこで、具体的に対応できるソフトやノウハウを提供していて、羨ましい限りです。技術指導を受けたり、フリーのツールが提供されていれば、対応できるノウハウや予算を持っていないところでも、対応しようと思えばできるわけですから。

益々、対応できるWebサイト、出来ないWebサイトが国内で格差を広げていかないような仕掛けが大切に思います。
国内にも、なんらか民間も国も協働になっての、産業創出にもつなげる機関がほしいものです。

※参考:・マルチメディアに対する代替の情報保障で以前、検討していた情報
(日本語)
http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/W3C-WCAG/WCAG20-ja-20050630/index.html#media-equiv

・今回のWCAG2.0勧告でのマルチメディアに対する代替の情報保障
(英語)
http://www.w3.org/TR/WCAG20/#media-equiv

*ライブのキャプションは、レベルAAになるようですね。

海外のアクセシビリティに対応しキャプチャー表示できるメディアの良い事例
(キー操作も画面に表示され、とても使いやすいです。国内の商品で優れたものがないかと、検索でトップであがってくるキャプチャー表示されるオーサリングソフトと連動した製品を、音声読み上げソフトで検証してみました。残念!キーが上手く効かないようです。キャプション技術はすごいのですが。国内で低価格で良い商品ないんでしょうか?)
「Yabla」
http://home.yabla.com/yhome.php

posted by npoharmonyi at 18:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセシビリティ全般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのTrackBack URL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/24330801
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。